レンタルサーバーにGaucheのTwitterライブラリをインストール

GaucheでTwitter APIを使うライブラリ「Gauche-net-twitter」を、レンタルサーバー「land.to」にインストールしてみました。
方法を書いておきます。
「アカウント名」というところは、land.toの自分のアカウント名にします。
「26e0b0e」という部分は、ライブラリの更新で変わってしまうので、ダウンロードしたtar.gzファイルに合わせてるようにします。

まずは準備

GitHubのGauche-net-twitterのページの「Download Source」をクリックして「TAR」を選び、tar.gzファイルをダウンロードしてホームディレクトリに保存する。
次に、

#!/bin/bash
echo "Content-type: text/plain"
echo
export PATH=$PATH:/home/httpd/アカウント名/bin
cd /home/httpd/アカウント名/
tar xzf shirok-Gauche-net-twitter-26e0b0e.tar.gz
cd shirok-Gauche-net-twitter-26e0b0e
./DIST gen
./configure
make
make -s check
make install

このスクリプトを「install.cgi」という名前でホームディレクトリに保存。

アップロードとインストール

まずは、

lftp アカウント名@サーバー名.land.to

でサーバーにFTPで接続して、

put install.cgi

でinstall.cgiを転送、

chmod 700 install.cgi

で実行できるようにします。
次に、

cd /

でカレントディレクトリを変更してから、

put shirok-Gauche-net-twitter-26e0b0e.tar.gz

でtar.gzをアップロードしたら、
ウェブブラウザで「http://アカウント名.サーバー名.land.to/install.cgi」にアクセスして、しばらく待つとページが表示されます。そうしたら、インストールは完了です。
あとは使わないファイルの削除です。

rm shirok-Gauche-net-twitter-26e0b0e.tar.gz

と

rm -rf shirok-Gauche-net-twitter-26e0b0e/

として、

cd public_html/

でカレントディレクトリを変更してから

rm install.cgi

でinstall.cgiを削除します。

exit

でlftpを終了すれば終わりです。

使ってみる

このようなプログラムが動作しました。
Access tokenや、Access token secretは事前に取得しておきます。

#!/home/httpd/アカウント名/bin/gosh
(use net.twitter)

(define cred
  (make <twitter-cred>
    :consumer-key "自分のconsumer key"
    :consumer-secret "自分のconsumer secret"
    :access-token "access token"
    :access-token-secret "access token secret"))

(twitter-update cred "サーバーでもgauche-net-twitterを使ってみる。")

(display "Content-type: text/plain\n\n")
(display "success")