Google翻訳の読み上げ機能をJavascriptから使えるようにするライブラリ「gtts.js」を作ってみた。

元は現在進行中のプロジェクトの一部でしたが、ライブラリ化したら便利だと思い、ライブラリとして使えるようにして、
さらに、バージョン管理ソフトの勉強も兼ねてGitHubに投稿してみました。

ライブラリは http://github.com/tana/gtts.js ここにあります。
まだページなども作れていないです。

とりあえず、今回は使い方などを書いておきます。

説明

このライブラリはJavascriptなので、HTMLのscriptタグを使って読み込んで使います。これは他のJavascriptライブラリと同じですね。
Google翻訳の読み上げ機能のAPIは音声をMP3形式で出力するので、それを再生して使います。
HTML5には音声再生用のaudioタグがありますが、対応していない環境も多く、audioタグは使えてもMP3には対応しない場合も多いので、今回はFlashを使っています。
しかし、AdobeFlash作成ソフトは持っていないので、前回使ってみたhaXeを使って作りました。
使う時は、こんな感じで使えます。

Gtts.init();
Gtts.speak("hello", "en");

「Gtts.init」関数で、ライブラリを使う準備をしています。中では、HTMLのbodyの中にFlashのobjectタグを入れたりしています。
この関数は、通常は引数はいりませんが、HTMLがあるディレクトリとは別のディレクトリにgtts.swfがある場合、gtts.swfの場所を指定することができます。
「Gtts.speak」関数で、テキストを読み上げます。最初の引数には読み上げるテキスト、二つ目の引数には、テキストの言語を指定します。英語の場合は「en」です。

関数はこの二つしかありません。シンプルです。

これからやりたいこと

  1. audioタグが使える環境ではそれを使うようにする。
  2. もっとわかりやすいドキュメントを書く。

今回はとてもわかりにくい文章になってしまったと思います。この記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。