MinGWでOpenCV 2.0を使ってみる
前から、画像認識やARなどに興味を持っていたので、OpenCVをインストールして使ってみました。
インストール方法を書いておきます。
Visual C++から使うよりもこっちのほうが簡単だと思います。
まず、http://sourceforge.net/projects/opencvlibrary/ からインストーラをダウンロードしてインストールします。
途中、インストーラに、パスを追加するか聞かれますが、「Add OpenCV to the system PATH for all users」を選択してパスを追加します。
インストールが終わったら、環境変数の設定をします。
環境変数「C_INCLUDE_PATH」に「C:\OpenCV2.0\include\OpenCV」を追加、
環境変数「CPLUS_INCLUDE_PATH」に「C:\OpenCV2.0\include\OpenCV」を追加、
環境変数「LIBRARY_PATH」に「C:\OpenCV2.0\lib」を追加します。
これでOpenCVを使う準備は終わりです。
OpenCVのテストも兼ねてまずは、OpenCVに含まれているhighguiを使い、ウィンドウを表示するだけのコードを書いてみました。何かキーを押すと終了します。
test.c
#include <cv.h> #include <highgui.h> int main () { cvNamedWindow ("test", CV_WINDOW_AUTOSIZE); cvWaitKey (0); cvDestroyWindow ("test"); return 0; }
「gcc test.c -o test.exe -lcxcore200.dll -lcv200.dll -lhighgui200.dll -lcvaux200.dll -lml200.dll」でコンパイルします。
OpenCVはライブラリファイルの数が多いので大変です。